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さまざまな不動産売却メニューothers
不動産売却の方法は、仲介売却や不動産買取だけではありません。こちらでは、ご要望に合わせて選べるさまざまな不動産売却メニューをご紹介します。
住宅ローンの支払いが滞ってしまった場合に競売を避けて売却ができる「任意売却」や、生前のうちに受託者に不動産を処分する権限を与える「家族信託」、賃借人はそのままで賃貸物件のオーナーだけが入れ替わる「オーナーチェンジ」、売却前に専門家による調査を行う「インスペクション」。上手に活用することで、理想の不動産売却が実現します。
任意売却についてothers
「任意売却」とは、住宅ローンなどの借入金が返済できなくなった場合に不動産を金融機関の合意のもとで売却する方法です。何らかの事情によって住宅ローンを返済できなくなった場合、金融機関は担保となっている不動産を競売によって強制的に売却し、その売却代金から貸し付けた金額を回収することができます。ただし、競売では相場よりも安価でしか売れないというリスクもあるので要注意です。
任意売却は、不動産を競売にかけることなく市場価格での売却が可能になる方法です。契約日や受渡日などの条件を買主と交渉できるほか、引越し費用の一部を売却代金から控除できる可能性があるため、金銭的な負担も軽減できます。
任意売却の注意点
任意売却を行うためには、不動産の所有者と金融機関、そして不動産業者の協力が欠かせません。債務者、債権者、不動産業者の三者が協力して取り組むことで、任意売却の成功が望めます。また、任意売却後には残債務の問題が残ることがあり、これは売却後も残る借入金のことを指します。残債務については、債権者との話し合いにより返済額が決定されますが、債務者の経済事情に基づいて決定されることが多いです。
家族信託についてothers
「家族信託」とは、まだ親が元気なうちに子どもや親族に財産管理を委ねる契約です。たとえば親が認知症を発症して判断能力が低下してしまった場合でも、事前に家族信託をしておけば子どもや受託者が不動産売却を行うことが可能です。
家族信託の詳細
家族信託では、不動産の名義を子どもなどの受託者に移しますが、財産権は親がそのまま保持します。こうして権利を分離することで贈与税や不動産取得税の課税を避けつつ、不動産の管理や売却が可能になるのです。
信託契約によって不動産を処分する権限を受託者に与えておけば、たとえ親の認知症が進行してしまった後でも受託者が不動産の売却を行うことができます。
家族信託の際の不動産売却手順
信託契約書をチェックして不動産を処分する権限が受託者に与えられていることを確認します。権限があることが認められた場合、受託者は自身の裁量で不動産を売却できます。ただし、もし信託契約に処分権限が含まれていない場合、売却は困難です。また、不動産登記の名義変更も重要で、これを怠ると売却ができなくなる可能性があります。
家族信託のメリットとデメリット
家族信託のメリット |
共有不動産の管理を簡素化できることや不動産売却の容易化、また遺言効果の実現ができることなどが挙げられます。 |
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家族信託のデメリット |
専門家への報酬や手続きに関わるコストが発生することが挙げられます。 |
オーナーチェンジについてothers
「オーナーチェンジ」とは、賃貸中のマンションや戸建てなどの不動産を売買する方法の一つです。オーナーチェンジの大きな特徴は、賃借人はそのままで新しいオーナーが賃貸借契約や賃料受取権などを引き継ぐということ。オーナーチェンジを行うことで、売主は交渉や立退料の手間が省け、買主は購入後すぐに家賃収入が得られるというメリットが得られます。
オーナーチェンジの手順
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01
一括査定
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不動産会社に査定を依頼して不動産の相場を把握します。
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02
不動産会社の選定と媒介契約
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信頼できる不動産会社を選んで、媒介契約を結びます。
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03
売却活動の実施
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不動産会社と協力して、広告制作などの売却活動を行います。
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04
賃貸借条件一覧表の提示と交渉
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賃貸借条件一覧表を買主に提示し、交渉を進めます。
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05
売買契約の締結
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双方の合意が得られたら、売買契約を結びます。
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06
引き渡し
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決済完了後、物件を引き渡し、入居者にオーナーチェンジを通知します。
オーナーチェンジ成功のためのポイント
更新料の無料化 |
入居者に契約更新を促すために、更新料を無料にすることが効果的です。 |
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家賃等の見直し |
地域の相場に合わせた家賃や初期費用に設定することで入居率を高めます。 |
瑕疵などを提示する |
買主に対して、瑕疵を含めた物件の状態や過去の運用状況を隠すことなく正確に伝える。 |
不動産会社の選定 |
オーナーチェンジの実績などを確認して信頼できる不動産会社を選びます。 |
インスペクションについてothers
「インスペクション」とは、建築士など建物の専門家による既存住宅の建物状況調査を指します。インスペクションは建物の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止するための部分に焦点を当てて行われます。不動産売却を行う前にインスペクションを行っておくことで、高価格での取引や売却トラブルの回避が期待できます。
インスペクションのメリット
早く高く売れる |
インスペクションに合格した物件は、買主に安心感を与えるため売却がスムーズに進む傾向があります。 |
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安心して売却できる |
建物の状態が明確になるため、売主も安心して売却に臨むことができます。 |
瑕疵担保保険に加入しやすい |
瑕疵担保保険の付保要件を満たせるため保険への加入が容易になり、物件の付加価値を高めることができます。 |
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01
媒介契約
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不動産売却を検討している不動産会社と媒介契約を結びます。
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02
インスペクターの選定と調査実施
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不動産会社から建物状況調査を行うインスペクターを紹介してもらい、調査を実施します。
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03
報告書の受領と対応
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調査結果に基づき、必要に応じて修繕を行ったうえで売却活動を進めます。